お役立ちコラム

意外と知らない節税の注意点や税理士を選ぶポイントなど、税理士、税務に関する様々な豆知識をご紹介するお役立ちコラムです。

料金やサービス内容についても、お客様の代わりにより良い条件に交渉いたします

税理士の変更

公開日:2026/09/28 更新日:2026/09/28

税理士を変えたい方必見!トラブルを防ぐ変更・乗り換えの完全ガイド

顧問税理士は、契約期間中でも変更できます。
手続き自体は「契約書の確認 → 次の候補選び → 解約の連絡 → 資料の引き継ぎ」という定型的な流れで、当社の相談現場では「想像より負担が少なかった」という声も聞かれる手続きです。失敗を避けるカギは、次の税理士を決めてから解約し、決算・申告の区切りと会計データの引き継ぎを確認することです。税理士紹介エージェントでは、2012年創業以来、約14年にわたり多数の税理士変更・乗り換え相談に立ち会ってきました。
本記事は税理士紹介エージェント〔パスクリエイト運営〕による情報提供記事です。
個別の契約条件や税務判断は、契約書・税理士との確認を前提に進めてください。

税理士は途中で変更できる?

税理士は、契約期間中でも契約条件に従って変更できるのが一般的です。まず確認したいのは、顧問契約書にある契約期間、解約予告期間、自動更新、違約金や精算条件です。口頭契約に近い形で続いている場合でも、これまでの請求内容や業務範囲を整理してから連絡すると、話が進めやすくなります。

変更そのものは珍しいことではありません。会社の成長、業種の変化、会計ソフトの変更、資金繰り相談の必要性などにより、求める税理士像が変わることがあります。ただし、申告期限直前や資料が未整理の状態で急に解約すると、次の税理士が状況を把握する時間を確保しにくくなります。個別の契約上の可否は、契約書と当事者間の合意を確認してください。

税理士を変えたほうがいいサインは?

税理士変更を考える前に、不満を「感情」ではなく確認ポイントとして言語化することが大切です。以下の項目に複数当てはまる場合は、今の契約内容を見直すか、別の税理士と比較する余地があります。

確認ポイント見直しの観点
レスポンスが遅い返信期限、連絡手段、急ぎの相談時の対応が合っているか
提案が少ない記帳・申告中心か、経営相談や資金繰りにも対応する契約か
料金が不透明月額顧問料、決算料、年末調整などの範囲が明確か
業種理解に不安がある自社の業界・売上規模・取引形態の経験があるか
相性に違和感がある質問しやすさ、説明のわかりやすさ、面談時の安心感があるか

税理士の対応スタンスは、事務所の方針やこれまでの経験にも影響される傾向があります。たとえば訪問型・来所型、クラウド会計への対応、提案の深さは事務所ごとに異なります。良し悪しを一方的に決めつけるのではなく、自社が求める関わり方と合っているかを確認しましょう。

税理士を変えるベストなタイミングは?

税理士変更は、決算・申告が終わった直後に進めると事務手続きが比較的スムーズです。前期分の申告が完了していれば、次の税理士は新しい会計期間から関与しやすく、会計データや資料の区切りも明確になります。

タイミングメリット注意点
決算・申告後区切りが明確で引き継ぎしやすい次期の会計処理開始前に候補選定が必要
決算前不満が強い場合に早めに体制を変えられる申告期限までの時間が短いと対応できる税理士が限られる
期中課題を放置せず見直せる会計データが分断されないよう移行方法の確認が必要

「いつ変えるべきか」は、会社の資料状況、申告期限、契約条件により異なります。税務判断や申告内容に関わる部分は、最終判断を税理士へ相談しながら進めることが重要です。

税理士変更の手順は?

税理士変更は、次の5ステップで進めると抜け漏れを防ぎやすくなります。先に今の税理士を解約するのではなく、次の候補を見つけてから切り替える流れが基本です。

  1. 不満や希望条件を整理する

レスポンス、料金、業務範囲、面談頻度、会計ソフト対応などを具体的に書き出します。

  1. 次の税理士候補を選定する

業種経験、料金体系、訪問・オンライン対応、相性を面談で確認します。

  1. 現在の税理士へ解約を連絡する

契約書の予告期間や精算条件を確認し、感情的な表現を避けて伝えます。

  1. データ・書類の引き継ぎを依頼する

申告書控え、会計データ、総勘定元帳などを一覧化して依頼します。

  1. 新しい税理士へ資料を渡す

過去の申告内容、会計処理のルール、未処理事項を共有します。

この5ステップのうち、依頼者本人が行うのは実質「不満の整理」「解約の連絡」「資料の受け渡し」の3つで、候補選びや引き継ぎ内容の整理は次の税理士や紹介サービスに任せられる部分が大きい手続きです。紹介の現場では、解約後に必要なデータが揃わず、次の税理士が確認に時間を要するケースがあります。税理士紹介エージェントでは、変更先の選定だけでなく、引き継ぎの論点が固まるまで相談内容を整理することもあります。

引き継ぎで返してもらう書類・データは?

税理士変更では、過去の申告内容と現在の会計状況がわかる資料を返してもらうことが重要です。一般的には、以下の資料を確認します。

種類主な資料
申告関係法人税・所得税・消費税などの申告書控え、届出書控え
決算関係決算書、勘定科目内訳明細書、固定資産台帳
会計関係総勘定元帳、仕訳帳、試算表、会計ソフトのデータ
給与関係年末調整資料、源泉徴収簿、給与台帳
契約・証憑請求書、領収書、契約書、借入金資料

領収書や契約書などの原本は、依頼者側の資料として管理されるのが一般的です。一方、税理士が作成したメモや内部資料まで返却対象になるかは、契約内容や資料の性質によって異なります。返却範囲で迷う場合は、次の税理士に必要資料を確認してから依頼すると実務的です。

税理士変更にかかる費用・手間は?

税理士変更では、新旧税理士との契約内容に応じて費用や手間が発生することがあります。たとえば、解約月の顧問料、未払い報酬、決算業務の途中精算、会計データ移行の作業などです。金額や発生条件は事務所により異なります(2026年時点)。

費用面では、月額顧問料だけでなく、決算料、年末調整、記帳代行、給与計算、税務調査対応などが顧問料に含まれるかを確認しましょう。これらが顧問料に含まれるか別料金かは事務所により異なります(2026年時点)。

具体的な相場や内訳は、税理士費用の相場・内訳の見方も確認してください。

変更を伝えるときの角の立たない言い方は?

税理士変更を伝えるときは、相手を否定せず、事情の変化として簡潔に伝えるのが基本です。たとえば「社内体制の変更に伴い、今後の会計・税務対応を見直すことになりました」「次期から別の体制で進めることになりました」といった表現です。

連絡時には、解約日、最終請求、返却してほしい資料、今後の連絡先を明確にします。長年の付き合いがある場合でも、感情的な説明を増やす必要はありません。円満に進めるほど、引き継ぎ資料の確認や追加質問もしやすくなります。

よくある失敗とその回避は?

税理士変更で多い失敗は、次の税理士を決める前に解約してしまうことです。特に申告期限が近い時期は、対応できる税理士が限られるため、空白期間が生じないように候補選定を先に進めましょう。

失敗例回避策
次の税理士が決まる前に解約する候補面談後に切り替え時期を決める
期中で会計データが分断される会計ソフトの移行方法とデータ形式を確認する
自動更新条項を見落とす契約書の更新月・解約予告期間を確認する
資料返却を口頭だけで依頼する必要資料を一覧で送る
料金だけで選ぶ業務範囲、相性、業種理解も確認する

前の税理士に解約を伝えると、データ返却の調整に時間がかかったり、やや言い出しづらい雰囲気になるケースもあります。これは特定の事務所を否定する意味ではなく、引き継ぎには人間関係と実務の両方が関わるということです。事前に必要資料を整理しておくと、余計な摩擦を減らしやすくなります。

自分で見極めが難しいときはどうすればよい?

自分で判断しきれないときは、複数の税理士と面談し、業務範囲・料金・相性を比較することが有効です。税理士紹介サービスも選択肢の1つであり、第三者を挟むことで希望条件を整理しやすくなります。

税理士紹介エージェントでは、専任エージェントが提携税理士と全件・毎回面談し、得意業種、対応スタンス、既存クライアントの属性、予算感などを確認したうえで紹介しています。変更後に同じ不満を繰り返さないためには、税理士の経歴・バックボーン、訪問型か来所型か、顧問契約の範囲、レスポンス、人柄まで見ることが大切です。詳しくは失敗しない税理士の選び方も参考にしてください。

税理士選びで、失敗したくない方へ

無料で相談してみる

※提携税理士からの広告費で運営しているため、ご利用者の費用負担はありません。

次の税理士はどう探す?

次の税理士は、現在の不満を解消できる条件から逆算して探すことが大切です。料金だけでなく、業種・規模への理解、会計ソフト対応、面談頻度、経営相談への踏み込み、説明のわかりやすさを確認しましょう。

特に乗り換えでは、「前の税理士と何が合わなかったか」を言語化して面談に臨むと、候補者との相性を判断しやすくなります。会計ソフトをfreee・マネーフォワード・弥生などに変えたい場合は、対応経験も確認しておくと安心です。税理士の業務範囲を整理したい場合は、税理士には何を依頼できるのか。税理士が対応できることまとめも確認してください。

よくあるご質問(FAQ)

税理士は契約途中でも変更できますか?

税理士は、契約条件に従えば契約途中でも変更できるのが一般的です。契約書に解約予告期間、自動更新、違約金や精算条件がある場合は、事前に確認しましょう。個別の契約上の判断は、契約書と当事者間の合意を前提にしてください。

変更のベストタイミングは決算前?決算後?

税理士変更は、決算・申告後の区切りで進めると引き継ぎが比較的スムーズです。決算前や期中でも変更は可能ですが、申告期限までの時間や会計データの分断に注意が必要です。最終的なタイミングは、資料状況と契約条件を確認して判断しましょう。

今の税理士から何を返してもらえばいいですか?

申告書控え、決算書、総勘定元帳、試算表、固定資産台帳、会計ソフトのデータなどを確認するのが一般的です。給与や年末調整を依頼している場合は、給与台帳や源泉徴収関係の資料も必要になることがあります。必要資料は次の税理士に確認してから依頼すると確実です。

変更したことは前の税理士に角が立ちませんか?

伝え方を整理すれば、必要以上に角を立てずに進めやすくなります。相手を否定するのではなく、「社内体制の変更」「今後の方針見直し」として簡潔に伝えるのが一般的です。解約日と返却資料を明確にすると、事務手続きも進めやすくなります。

紹介サービスの利用は無料ですか?

税理士紹介エージェントの利用は無料です。ご利用が無料なのは、提携税理士からの広告費で運営しているためです。ご相談・ご紹介は何度でも無料で、ご紹介後に費用が発生することはありません。(税理士と顧問契約を結んだ場合の顧問報酬は、税理士へ直接お支払いいただきます。)

上に戻る

無料のご紹介窓口 / 最短即日からのご紹介